【ざっくり言うと】
✅ 思考が止まると、いつの間にか『手段』を目的化してしまう
✅ 『目的』につながらない『手段』に意味はない
✅ 成果を最大化するために大切なことは、自分の『目的』だけにフォーカスすること、無駄な事をやらないこと
こんにちは、『自由になる勇気』管理人のマサルです。
本日は
「“手段”を目的化してないか ~働くこと、仕事があること、それ自体に意味はない~」
と題して、お届けいたします。
さて、以前こんなツイートをしました。
『雇用創出』って目的ズレてません?
— ましゃ@『自由になる勇気』管理人 (@masaru_YAMAGATA) 2018年11月19日
AIに仕事を奪われる論とか的外れな考えを招く
大事なのは『価値創出』であって
穴掘ってそのまま埋めてるだけみたいな価値を生まない雇用を創出しても日本は豊かにならない
「仕事」自体に意味はなくて、仕事の結果生み出した「価値」にこそ意味がある
この件に限らず、なんか日本社会って、
「それってどんな意味があるの?」
っていう、元々あった本質的な『目的』を見失ってしまって、何の意味もないことにこだわって無駄に労力を割いてしまうことが往々にしてあるんですよねぇ。
元々「富」を得るための手段でしかないはずの「仕事を作る」ということ自体が目的化してしまうと、「富」に繋がらないような無駄な「仕事」も同時に生み出してしまって、働けど働けどなお、我が暮らし、一向に豊かにならざり、という状態に陥ってしまいます、という話です。
なんと言っても、先進7ヶ国中で47年連続で生産性が最下位みたいですからね、我が国は。(笑)
それに、日本ではなぜか、「汗を流して働く」ことが素晴らしい、といった価値観が潜在意識としてありますが、その「汗を流して働く」こと自体になんの意味があるんだって思ってしまいます。
べつに、汗を流さなくてももっとラクな別の方法で同等の成果が得られたり、そもそも汗を流して働いて得た成果自体に何も「価値」がないものだったら、「汗を流して働く」ことは純粋に "負債" でしかなくなるわけです。
そうですよね?
支払ったコスト(給料)に対してリターンがないのですから。
名刺のトレーディングとか、稟議のスタンプラリーとか、やってる場合じゃないですよ。
これは、われわれ個人レベルであっても同じことが言えて、本来の『目的』を見失い、『手段』ばかりに目がいってしまうと、実のある成果を得る事はできませんよということ。
と、前置きが長くなりましたが、今回は、
・『目的』と『手段』についてどう考えればいいか
・成果を最大化するためにはどうしたらいいか
について、例を挙げながら詳しく解説していきたいと思います。
成果を最大化するために『目的』だけにこだわれているか
『目的』と『手段』
この『目的』と『手段』についての考え方はすごい重要なんです。
例えば、大学受験を目指すという場合、
・勉強する
・授業を受ける
・参考書を読む
といった『手段』を取ったりすると思います。
ただし、これらはあくまでも「大学受験に合格する」という範囲で必要なんです。
そして、『目的』というのはあくまで絶対にブレちゃいけなくて「合格する」ということなんです。
受からない人たちっていうのは、この「勉強する」とか「参考書を読む」ということ自体が目的になってきたりします。
合格しなかったら全く意味がないわけであって、別にその人が参考書を1万冊猛烈に読んでようと、受かる人が10冊だったらそっちが正解なんです。
だけども、やっていく過程で学ぶこと自体が目的化したりします。
合格じゃなくて。
そして学んでいること自体に自己満足を感じたりすると。
これはべつに勉強が好きで、授業を受けるとか予備校に通うとか、自分が好きでやっているならそれはそれでやっていただいて構わないのですが、結局のところは自分がすごい不利な状況に立つということです。
ビジネスに置き換えても同じ事が言えるのですが、
「稼ぐ」ことが明確な『目的』であって、「勉強する」とか「セミナーに通う」とかはただの『手段』でしかなく、そこからブレてしまうとうまく稼ぐことができなくなってしまうわけです。
別な例で、効率的に仕事を進めようと行動計画表や管理表を作ったとしても、それを綺麗に作る事が目的になってしまったり、余計に日々の管理コストが増えてしまったら、本末転倒でまったく意味ないんです。
自分が『目的』と『手段』を入れ違えてないかという視点を忘れてはいけません。
『目的』に繋がる行動だけを行う
また、別の事例で、
私は「本は全部読む必要はない」と思っています。
本を読むことの『目的』としては、
・自分の行動が変わったり、
・そこでネタを仕入れてブログのPV数が上がったり、
・そこで得た情報によって新しいお金を稼げたりすること
であって、べつに1ページから最後まで全部読むことに意味があるわけではないです。
つまらなかったら途中で閉じてしまってもいいんですよ。
なんでかというと、全部読むことは全然『目的』じゃないし、本一冊を通読したことなんて誰も評価してくれないわけです。
情報収集なんてあくまで『手段』に過ぎなくて、その先にどんなバリューがあるのかということ。
『目的』に繋がらない無駄な事なんて一切やる必要はないということですね。
『目的』に繋がる行動だけを行う。
そうすると24時間という限られた時間を『目的』のためだけに使うことができるようになります。
これは重要な話です。
「自分の目的はなんだったっけ?」ということ。
あくまで「合格」しなきゃいけない。あくまで「稼ぐ」ことができなきゃいけない。
それができなかったら何の意味もないわけです。
『手段』はあくまでプロセスであり、そんなものは好きに利用し、活用し尽くしてしまえばよいです。
そうすると結果的に幸せになれるし、うだつがあがらないような気持ちが晴れない人生を送らなくてもよくなります。
いろいろ余計な勉強しちゃったりとか、紆余曲折したりとか。
あくまでも「年商を上げる」「利益を上げる」「成功する」というための範囲で、勉強したり、努力をする、ということです。
自分の時間を空ける
これが分かるようになると、
変なつまらないことや、意味のないことは途中で離脱しなければいけないことに気づきます。
いくらお金を払ってようと意味がないと思うんだったら、そこで損切りしてしまえばいいんです。
自分の『目的』に繋がらないことはさっさと辞めて、 ”自分の時間を空ける” という方がもっと有効なんです。
1日の24時間の中で意味のない時間はかなり見つかります。
「自分の目的のために役に立っているのか?」
タイムマネジメントを考えて、『目的』に繋がる行動にだけフォーカスしてください。
『目的』へのフォーカスの力、無駄な時間や無駄な努力をなくしていく。
そうやって生産性は向上し、結果に繋がっていきます。
以上
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