更新日:2020年1月20日
今回は、私の『理想の生き方』と題して、
『理想の生き方』の組み立て方を解説します。
今回の記事は、
「自分はどんな生き方をしたいんだろう?」
「転職したいけど何を軸に次の会社を選べばいいか
わからない」
といった人生の岐路に立っているけども、
どんな方向に進んでいけばいいか分からないという方に役に立つ内容になっていると思います。
あなた自身の『理想の生き方』を言語化しておけばきっと、
人生の岐路に立ったあなたの決断の道しるべになるはずです。
本記事の内容
- 私の『理想の生き方』について紹介します
⇒これで全体像をつかんでいただければと思います - 『理想の生き方』の実際の組み立て方について解説します
⇒ポイントを交えながら解説します
私の『理想の生き方』
:人生の軸の組み立て方について解説します
まずはじめに、全体像をつかんでいただくために
私の『理想の生き方』について紹介します。
流れについて
- 私の『理想の生き方』の条件
- 『理想の生き方』を具体化するための戦略
- 『理想の生き方』を具体化する上で
必要なスキル
という流れで紹介していきます。
ポイントを交えながら解説していきますので、
ぜひご参考にしてみてください。
私の『理想の生き方』の条件
『理想の生き方』の条件の全体像は
次の画像のとおりです。
それぞれ解説していきます。
方針
私の『理想の生き方』の方針として、
次のように設定しました。
- ストレスが小さいこと
- せかせか生きないこと
- 時間的な自由があること
- 時間の経過とともに徐々にラクになること
※「ラクになる」という言葉が出てきましたが、
次のように定義しています。
- 時間の経過とともに、
ストレスが小さくなるかどうか - 時間の経過とともに、単価が上がるなど
稼ぎやすくなるかどうか - 時間の経過とともに、
事業所得や不労所得が積み上がるなど
労働時間を極端に少なくできるかどうか
上記が、ざっくりとした方針です。
ポイント
①出来る出来ないは考慮しない
あくまでも ”理想の” 生き方なので、
出来る出来ないの実現可能性は脇に置いておきましょう。
「なんでも実現できるとしたらどんな生き方がいいですか?」
という問いから始めてみてもいいかもです。
②ただし、必要最低限の条件にする
『理想の生き方』の「必要条件」を出すイメージです。
「最低限、なにを満たせばあなたは理想の生き方だと感じますか?」
という問いに答える感じです。
不必要によくばっても、
ただ単にノイズになるだけだからです。
③モデルを参考にする
これについては現実にいる自分の理想の生き方を
既に体現している人をモデルにとって設定していく
のがやりやすいと思います。
ちなみに僕は
・ひろゆき(YouTubeチャンネル)
・マナブさん(YouTubeチャンネル)
・やまもとりゅうけんさん(YouTubeチャンネル)
・イケハヤさん(YouTubeチャンネル)
・ホリエモン(YouTubeチャンネル)
・与沢さん(YouTubeチャンネル)
あたりを理想の生き方のモデルにしています。
④抽象的にする
ここで具体化してしまうと手段に囚われやすいので、
できるだけ抽象的なふわっとした内容を
『理想の生き方』に設定しましょう。
⑤精緻にし過ぎない
あくまでも抽象的な方向性なので
精緻化する必要はありません。
時間がもったいないので、ざっくりでいいです。
(絵画で言うところの鉛筆での下書きみたいな
イメージです。)
⑥途中で変わっていってもいい
「理想の生き方」って時間の経過とともに
変わっていってもいいと思うんですよね。
むしろその時その時で最適なものに
変えていくべきだと思います。
もし変わらない人がいるのだとしたら、
「成長していない人」か「全知全能の神」の
どちらかですね。
新しいことを経験をし、新しいことを知り、
見ている世界が拡がれば当然『理想の生き方』だって変わってきたりしますから。
ここに一貫性は不要です。
(ポイントおわり)
方針をブレイクダウン
今回は、上記の方針をもとに、
「人間関係」「自由度」「富」「生きがい」「健康」
という5つの切り口でブレイクダウンしました。
どんな切り口でブレイクダウンしてもいいと思いますが、
この5つの要素は、人間の幸福に大きく左右する要素なので
私はこの5つを選択しました。
※人間の幸福の条件については、次の記事で詳しく解説していますので、
ご興味がありましたらご覧ください。
>> 満足のいく人生のために、人間が幸せに生きていく為の4つの条件【本質】 - 自由になる勇気
それぞれ簡単に紹介します。
あくまでも僕のケースなので「こんな感じか」程度の理解で大丈夫です。
人間関係
- ストレスのかかる人間関係が身近にない
- 家族や気の合う仲間が身近にいる
自由度
(テキストだと表現が難しかったので画像にしました^^;)
富
- 生活に困らない
- 将来を不安に感じない
生きがい
- 好きなこと、没頭できることを仕事にする
- 自分の人生を自分の責任で舵取りができる
健康
- 筋肉
- 食事
※かなりざっくりですみません^^;
この『理想の生き方』は私の転職活動の一環で作ったものであり、
「健康」面はあまり影響しなそうだったので。
上記を大体満たすことができれば、
「理想の生き方だなぁ」と最低限思うことができる状態になれると思います。
いわゆる「あるべき姿」というものです。
そしてこれが人生の選択における道しるべになります。
ただ、これだけだとただの「絵に描いた餅」なので
具体的にどう「現実」を「あるべき姿」に近づけていくかの戦略を次のチャプターで練っていきます。
私の『理想の生き方』を具体化するための戦略
どうすれば上記で設定した『理想の生き方』に
近づくことができるのかの戦略を考えていきます。
僕のケースでは次の画像のとおりになりました。
これらはブレインストーミング的にたくさん挙げてみました。
重複を恐れず、考えられる限りたくさん出すのがポイントです。
そしたら次のことが見えてきました。
⇒Webで完結できる仕事ができれば、
『理想の生き方』に少しは近づけそうだ!
ここまでくると、もうそこまでの努力は惜しみませんよw
具体的な方向性が見えてきたので、
次にそこに辿り着くまでに必要なスキルを考えていきます。
『理想の生き方』を具体化する上で必要なスキル
次の画像ように、
Webで完結できる仕事をする上で必要なスキルを整理しました。
とはいえ最初はスキルもないので、
スキルを身につけるための修業期間として
「会社員」や「通勤によるストレス」や「年収が下がる」ということになってしまうのは、まずはスキルをつけることが目的なので構わないです。
そして、スキルを身につけた後には
「在宅ワーク」や「フリーで稼ぐ」といった選択肢も出てくるので、
「通勤によるストレスからの解放」と「場所的な自由」を見据えることができるようになります。
ここまでくると「あとはやるだけ」の状態にできます。
これをリクルートエージェントのキャリアサポーターとの面談で、
「私はこういう方向に進むのが今回の転職の目的です」
と説明したら、
「人生の方向性から具体的な行動まで落とし込んでくる人はなかなかいないのですごいです。私からこれ以上アドバイスできることはありません」
と感心されました。
※ここでリクルートエージェントという名前が出てきたので、すこし宣伝させてください。
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初回面談は東京駅八重洲の綺麗なオフィスビルで約90分間のカウンセリングでした!
「これからどんな生き方をしたいのか」からしっかりと理解してくれます^^
みなさんも『理想の生き方』を明確にしていれば、
これが人生の羅針盤になるため、人生の岐路に立ったときに迷子になることはなくなると思います。
まとめ
今回は『理想の生き方』とその「組み立て方」について解説してきました。
『理想の生き方』は人生の羅針盤となり、
人生の岐路に立った時に迷わず自分のゴールに
たどり着くための道しるべになります。
ざっくりと簡単なものでいいので、
作成する意義は大きいです。
『理想の生き方』を組み立てる流れ
- 私の『理想の生き方』の条件
- 『理想の生き方』を具体化するための戦略
- 『理想の生き方』を具体化する上で必要なスキル
ここまでくれば『理想の生き方』を見据えた
次のアクションプランは立てやすくなるはずです。
もしこの『理想の生き方』がなければ、多くの人は
「正社員になる」
「金持ちになる」
「Web系エンジニアになる」
「起業する」
といった表面的な手段に固執してしまうケースが多いかもしれません。
しかし、それはあくまでも”手段”であって
本当の「目的」は見失ってはいけないと僕は思っています。
したがって、
最初に『理想の生き方』というような
①「目的を可視化すること」
がきて、次にそれに近づくための手段として
②「正社員になる」
がくるべきだと思います。
そうでないと「正社員になる」は
実際はあなたの『理想の生き方』に近づくことにならず、逆にストレスフルな毎日になってしまったり、鬱になって幸せを感じることもままならなくなってしまう可能性だってあるわけです。
そうなってしまっては、
人生のゴールに本質的に関係ないもの
に振り回されるということになりかねません。
逆に言うと、『理想の生き方』に近づけるのであれば
「正社員になる」でなくとも手段はなんだっていいわけです。
「目的地」への方向と場所が分かっていれば、
歩いていこうが、自転車で行こうが、バスで行こうが、自家用ジェットで行こうが、馬で行こうが
何でもよくなります。
(自家用ジェットの場合は実現難易度やコストという別の問題が・・・(笑))
というわけで、
人生の方向性で迷子になりムダな努力をしないためにも、
『理想の生き方』を可視化しておくことはとても重要ですので、あなたもぜひ作ってみてはいかがでしょうか。
以上、本記事が参考になりましたら幸いです。
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